北海道研修旅行 外伝 後編

そして頂上到着!

さっ寒い?なんで?

春なのに?向こうで友達~♪呼んでますね~♪

外に出たくない!いや出なくてはならない!

これまでの苦労が無駄になる!

外に出た!風が強くて目が開けられない!

せっかくの夜景が見えない!

みえた!ヤバい!!!こんなの見たことない!

コンタクトが乾く!これ以上見てたらコンタクトなくす!

見たいけど見られない!

でも仲間が喜んでくれている

それだけで良しとしよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藻岩山のロープウェイも無事オンタイムで下山し

市電の終電でいよいよ最後の目玉「夜パフェ」へ向かう

札幌には飲んだ後の締めにパフェを食べるのが流行っているらしく

日付が変わった後も営業しているパフェ屋さんが何軒か存在します

 

しかし

予定のパフェ屋さんに到着したが長蛇の列!

この寒いのに外に長時間並んで更にアイスクリームを食べるなんて

1時間後の自分の姿をイメージして即退却

第二候補のお店に歩き倒して到着

エレベーターで6Fへ向かう

なんと店の前には人がいない!

でも人の気配がする!

よく見るとなんと内階段に長蛇の列!

一旦1Fに降り喫煙所で意思確認

何事も嫌がっていては何も成し遂げられない

さっきの店の寒い路上で並ぶよりはマシと覚悟を決めて列の最後へ

もうどんな映えるパフェを食べてやるかしか考えてない!

この人々の行列が嘘をつくはずがない

と心の中で確認作業

私の注文したパフェには❝バク❞が入っていた

あの夢を食べるといわれてるやつだ

そしてみんなのパフェが出揃う頃には私のパフェは溶け始めていた

早く撮ってね

お味は勿論

美味しかったと言わなきゃ自分たちが浮かばれないのですよね~

高額なパフェのお値段に誰一人文句言わず

自己肯定感の勝利でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今じゃパフェの味や値段も思い出せないんですよねぇ~

ひょっとしたら❝バク❞に食べられちゃったのかもしれませんね

 

さて翌朝6時半からの朝食に備え6時にロビーへ降りるとなんと

N山君がソファーに座って何かを待っている?

まさか同行するつもりか?

私「起きれたの?すごいじゃん!一緒に行く?」

N山「寝てないっす 携帯探してました」

私「ハイ?ヤバいじゃん?」

N山「そうなんすよ~ 旅行の集合写真とかみんなあれで撮ってるんすよ~」

私「ハイ?ヤバいじゃん?」

N山「交番に紛失届は出したんすよ~」

私「ハイ?ヤバいじゃん? お大事になさってください……」

私にはどうする事も出来ん

なぜなら今回のメインイベント

「支笏湖クルーズ」がこれから控えているのだ

N山君の悪夢を❝バク❞が食べてくれる事を祈るばかりです

 

意外にも朝食には結構な人数が起きてきて食事をとっている

皆思い思いの自由行動プランを遂行しようとしているのだろう

皆がどこに行くのか気になったが聞く必要はない

なぜなら自分たちがこれから向かう支笏湖が最高の観光場所だからだ

日本一の透明度を誇り

水中の断崖絶壁

湖底を泳ぐヒメマスの群れ

早くあの澄んだ湖を船のキャビンから見たい…

 

空港バスを乗り継ぎクマが出そうな一本道を抜けるとリゾート地のような風景が広がっている

バスを降り最短距離で「支笏湖観光船」を目指す

あの桟橋かな?

なんかあんまり人がいない

心配した混雑は心配しなくてよさそう

ん?ん?ん?

人が1人も並んでいない

ガラスの引戸になんか書いてある

「強風の為 欠航」

はい??? うそでしょ?

なんで?

カヌーは出てるよ? カヌー乗る?

いやいやそんな陽気じゃない

とりあえず散策しよう

そして船が出たらすぐ乗ろう!

しかし観光船は桟橋にもついていない

完全な敗色濃厚だ

この勝ち点0をなんとか勝ち点1くらいにしようと美味しい物を探すが

朝食の食べ過ぎでお腹は減らないし

木彫りのアイヌ夫婦のお土産も買う気は起きない

寒いからソフトクリームを食べてる人はいない

でもO田は食べてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しそうなのはO田だけなので観光船は早々に諦め空港へ出発!

早めに空港に向かったため

思い思いの昼食、長蛇の列に並ばなければ買えないお土産等を買え結果オーライ!

そして並び疲れて大倉山以来のソフトクリームをいただきました

しかし行き交う大勢の人々の前でだからなのかあまり美味しく感じない

大倉山のソフトクリームのほうが美味しかったよね~

と言おうとしたが

目をらんらんと輝かせて美味しそうに食べているO田を前に閉口する私でした

食べ物は美味しいと思い込んで食べれば

だいたいが美味しくなってしまうのだと教えてもらった今回の旅行でしたとさ